家庭用エアコンのトラブル相談室

  

室内機が動かない
チェック項目 →@ブレーカー(電源)が落ちていませんか?
          チェック! ブレーカーが落ちていると動きません。
         
         →A室内機の基板の不良 
                基板を交換するしかありません。
         
         →B室内機のファンモーターの不良
                ファンモーターを交換するしかありません。


冷えない(温まらない)  室内機・室外機共に動いている
チェック項目 →@能力不足
            取付けてある部屋にエアコンの能力が合っていない場合、
            冷える(温まる)月もあれば、冷えない(温まらない)月もある
            という事もあります。
         
         →A室内機・室外機のフィンの目詰まり
                 分解洗浄が必要になります。
         
         →Bガス不足
            基本的には、入替えた方が正確です。特にインバータエアコン 
            は追加はなかなか正確には難しいものです。
            経験豊かな業者であれば、追加も可能でしょう。
         →Cコンプレッサー不良
            室外機のファンは回っていて風は出ているが、コンプレッサーが
            動いていないという場合もあります。
            コンプレッサーの交換が必要です。
            稀に、コンプレッサーに電源を送っている回路の不良もあります。


冷えない(温まらない)  室内機動いているが、室外機は動いていない
チェック項目  →@室内機の基板の不良 
                基板を交換するしかありません。
         →A室外機の基板の不良 
                基板を交換するしかありません。
         →Bコンプレッサーを駆動しているパワートランジスタの不良
                インバーターエアコンの場合、この部品が不良の
                場合もあります。室外機の基板と一緒に悪くなって
                いる場合もあります。
         →Cコンプレッサーの不良
                コンプレッサーの交換が必要です。
         →D室外機のファンモーターの不良
                コンプレッサーは動いていてファンモーターが回って
                いない場合もあります。 
                ファンモーターを交換するしかありません。
              


時々冷えない(温まらない)  室内機・室外機共に動いている
チェック項目 →@能力不足
                夜間は冷えるのに昼間は冷えないという場合の原因
                の一つです。
         →Aガス不足
                夜間は冷えるのに昼間は冷えないという場合の原因
                の一つです。
                基本的には、入替えた方が正確にガスチャージ出来ま
                すが、経験豊かな業者であれば、追加も可能です。
         →Bエアーの混入
                昼間でも夜間でも短時間の間に冷えたり、冷えなかっ
                たりする場合に考えられます。
                エアコンの移設工事の際にエアーが混入したり、ガス入
                れの際に混入する場合があります。特に、雨が降ってい
                る時に移設工事をしたり、ガス入れをすると混入の危険
                が大きくなります。


室内機から水漏れする
チェック項目 →@ドレンホースの詰まり
               冷房時または除湿時に室内から出た水を外に出すドレンホース
               にホコリ等が詰まって排水出来ず室内に逆流している状態です。
               ドレンホースの詰まりを除去すればとりあえず水は漏れなくなります。
               室内機の内部の汚れ次第では、洗浄が必要になる場合もあります。

         →A結露
               室内機のフラップ(吹き出し口の上下方向に風向きを変える板)を
               下向き(床方向)にしてある場合、冷風がフラップに当って結露を
               起こし水滴が落ちる場合があります。
               フラップを横向き(床と平行)に近くすると結露しなくなります。
               吹き出し口付近にビロード状の断熱材が使われいて、断熱材が
               剥げてしまったりしている場合も結露する事があります。
         →B室内機内部のパッキン不良
               内部パッキンの劣化により、水漏れする場合もあります。
               室内機をクリーニングしたりした後に水漏れする場合、内部パッキン
               が劣化していて、クリーニングにより冷えが良くなって起こる場合
               もあります。
         →Cガスが不足している場合
               ガスが不足していると、熱交換器(アルミフィン)の一部が乾いて
               水がはじかれて漏れる場合もあります。

                














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